ステンシル壁画

cafeの内装デザインをステンシルで施工します


cafe内装ステンシル

ステンシル型紙を貼っておおまかなラインを出す

アート塗装の施工方法はフリーハンドだけではありません

前回の続きです!
愛知県のカフェにておしゃれなデザイン塗装を施工しております。
アート塗装とか、壁画というと、フリーハンドで描くイメージがあるのですが、チェーン店や大きな商業施設の壁画は
設計事務所さんが指定されたデザイナーさんの描かれたデザインが決まっていて、
それをいかに忠実に、決まった時間内で描けるか、ということが大事になってきます。

エイジング塗装やアート塗装の場合、下塗りなどが終わって、電気工事や仕上げ清掃、什器搬入、などと一緒で、
工事の最終工程で日程がはっきり決まって、オープン日までのカウントダウンが迫っている中で
お仕事することが多いので、他の業者様にご迷惑をかけないためにも、スピードが重要になります。

デッサンと塗装の経験が両方豊富な人は相当珍しいので、全員超スピードのベテラン揃いというわけにもいきません。
そんな時に有難いのがステンシル塗装という手法です。
ステンシル塗装は型紙を用意して、型抜き染めの手法で、型紙の穴をポンポンと叩いて色をのせていきます。

大まかなラインがそれで出せるので、超スピードで模写できない人でも、速く綺麗にラインを出すことが可能です。

ステンシル手法

黒い壁に、事前に用意したグレーでラインを出します。

ステンシル型紙

ステンシル塗装がほとんどできあがりました

大きな壁面のステンシル

cafeのメイン壁画です

ステンシル型紙を外して、フリーハンドでアート壁画を施します

型紙のおかげで、素早くアウトラインをだせたら、型紙を外してつながってない線をつなげていきます。
ここからはやっぱり、筆を持ちなれていないと難しい作業です。
また、塗料で描きなれていないと、やっぱり時間がかかってしまいます。

その時々で塗料の粘度や濃さが違ううえに、下地が凸凹していることも多いので、どんな状態でもさっと慣れて描けないとお仕事になりません。

細かいラインの調整

型紙を外してから線をつなげます

ステンシル壁画手法

原画の通りに線の太さも変えていきます